蜜蜂ー蜜蜂の蜜胃と前胃弁(その5)

『体のしくみから見えてくる新たなミツバチの世界』から、第3回『蜜蜂の蜜胃と前胃弁(その5)』について、(その4)に続いて紹介したい。

蜜蜂は、1mlの蜂蜜で1kmの飛翔が可能、つまり、30mlの蜂蜜を積んで飛び立つと物理的には30kmの飛翔が可能であり、30mlの蜂蜜は『蜜胃』の膨らみ具合にして満タン時の約80%ぐらいになるとのこと。実際の採餌飛行は、半径数km程度までである。

花蜜を採取して帰巣した働蜂は、巣内に居る別の働蜂に『収穫ダンス』を披露して花のありかを伝達する。ダンスを見て採餌に出かける働蜂は、花畑までの往復に必要な燃料である蜂蜜を他の働蜂から貰って飛び立つ。

写真は、スーパー前広場の寄せ植えの花。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    こんにちは。
    採餌に出かける蜂は、花畑までの往復に必要な蜜を他の働蜂から貰って飛び立つんですか。
    蜜は、巣にすべてあると思っていました。

  2. nao_tenjp より:

    蜜蜂は、蜂蜜が主食であり、巣箱内の巣枠の巣房に蓄えています。
    女王蜂を除く働蜂と雄蜂は、その蜂蜜を摂取しています。

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