蜜蜂ー蜜源植物のキバナコスモス
蜜蜂の育成には、一年中蜜源である草木の花が咲いていることが望ましい。ただ、花が少ない時期もあるので、場合によっては「砂糖水」や「代用花粉」の給餌が必要となる時がある。
養蜂場近辺では、春から夏にかけてと秋には何らかの草木の花が咲いているが、真夏や真冬は花が少ない。
昨年から、蜜蜂特有の「ミツバチヘギイタダニ」の総合駆除の一環として、「女王蜂」を真夏と真冬には産卵を停止させるため「王籠」に入れて隔離している。
このため、「女王蜂」の隔離期間中は「働き蜂」の子育てが一時中断することで、餌やりもなく蜂蜜や花粉の消費が少なくなるので、働き蜂の花蜜や花粉の収集も少なくなると思える。
いずれにしろ、養蜂場近辺には自然の蜜源だけでなく、人工的な蜜源を確保することが奨励されている。
そこで、今年の3月には「キバナコスモス」の種を「巣箱」周りに蒔いたところ、なかなか発芽せず、5月に入ってようやく芽が出始めた。今ではよく育っており、秋にかけて黄色の花が咲いてくれるであろう。
写真は、13日の内検時に一輪の花が咲いているのを撮ったもの。
巣箱周りのキバナコスモスにミツバチは、飛んでいきますか?
キバナコスモスは秋の花です。