蜜蜂ー海外からの情報①(その6)

前号に続き「海外からの情報①」について紹介したい。

『アーモンド花粉媒介のための冷蔵施設内内越冬がダニ対策として脚光を浴びつつある。

「冷蔵施設での越冬実験ーダニに有効」

オルセン氏は続ける、「冷蔵倉庫から巣箱を搬出後、直ぐにホップガードを使ってダニを攻撃した。蜜蜂への影響がとても穏やかな良い製品だが、普通だと、悪辣なダニの問題から養蜂家を完全に解き放てるほど強力な効き目はないんだな。

ところが、無蜂児状態が冬中続いた後では、巣箱に残っていたダニも余命幾ばくもなくて、ここにホップガードがきた訳だろう。

蜜蜂がカルフォルニアのアーモンド農園で活動を始めた時には、ダニは消えていたのさ。」と

越冬実験からは他にも望ましい結果が出た。冷蔵倉庫で越冬した蜜蜂は健康状態が良く、体内の脂肪体タンパク質量が増えていたとのこと。               次号に続く。

日本ではダニ駆除剤として、アピスタン、アピバールやチモバール等が使われているが、長年使ってきた駆除剤は、ダニの抗体が強くなってきて効き目が減少してきている様だ。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    長年使ってきた駆除剤はダニの抗体が強くなってきて効き目が減少、ですか。
    ワクチンを思い出します。
    すべての生物に共通していますね。
    生存し続けなくてはならない生物の自衛ですね。

  2. nao_tenjp より:

    その通りですね。
    生き物も生きていく上で必死です。

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