蜜蜂ー新たに「分蜂」の兆しの群で新女王蜂誕生
24日は、今年最初の採蜜を行ったが、以前から「分蜂」の兆しが出ていて気になっていた群について採蜜前に内検を行うこととした。
その群の蜜蜂達は巣箱からの出入りが少なく、ひょっとしたら既に「分蜂」して蜜蜂が少なくなったのかと思われるほでであった。
内検を進めると、女王蜂が産んだ真新しい卵が全く見られないことから、女王蜂の不在が疑われた。更に内検を進めるとまだ産まれて間もない「新女王蜂」が確認できた。
前回16日の内検では、「旧女王蜂」が確認できなかった。また、女王蜂の巣房である「王台」を10個も見つけて除去したにも関わらず、おそらく見逃したことで、その後「新女王蜂」が誕生したのであろう。
通常、「分蜂」が起きた後に「新女王蜂」が誕生するものであるが、この群では「旧女王蜂」が働き蜂によって排除され、その後「新女王蜂」が誕生したものと思われる。
「分蜂」前には働き蜂達は3日分の蜂蜜を腹に蓄えて分蜂するため、採蜜前の「分蜂」はその分収穫が少なくなる。「分蜂」でなく良かった。
写真下側の巣箱で新女王が成長中、上側は採蜜のため貯蜜枠を引き上げたところ。
「王台」10個を除去したにも関わらず、見逃すことがあるんですね。
見つけにくい王台もあるようですね。