蜜蜂ー将来の養蜂産業を支える人材の育成を目指して(その10)
前号に続き「将来の養蜂産業を支える人材の育成を目指して」公益社団法人 国際農林業協働協会 森女史
『モンゴルでの海外研修』前号に続き、
実はモンゴルではまだポリネーション「昆虫による花粉交配」が一般的ではありません。
以前から、蜜蜂が他の家畜と同じ様に花を食べてしまうという間違った理解から、畑に蜜蜂を置かせて貰えなかったり、逆に設置料を要求されるという話を聞くことがありました。
このため、JAICAFがモンゴルで実施してきた養蜂プロジェクトでは、農業関係者や消費者向けに養蜂の花粉交配機能について伝えてきました。
今回の話しから、以前に比べて養蜂への理解が進んだという感触と、理解を浸透させることの難しさの両方を感じました。
高校生にとってもこの話は印象的だった様で、帰国翌日に実施した報告会でも複数の生徒がこの件に言及していました。 次号に続く。
モンゴルでは、今でも蜜蜂による花粉交配「ポリネーション」は一般的でない様で、蜜蜂が他の家畜と同様に花を食べてしまうという間違った理解があるとのこと。
日本の養蜂技術は先進的にところがあり、モンゴルでの指導もなされてきているが、膨大な面積の国土ではまだ十分に広まっていないのであろう。
ミツバチが、花を食べるという認識があったんですね。意外です。
日本でも、同様の認識はあったのでしょうか?
聞いたことはないですが、どうでしょうか?