蜜蜂ー女王蜂の隔離

14日は、晴れたが風が冷たく外気温は9℃ほどであったが、蜜蜂の内検と女王蜂の隔離を行った。各群共に僅の産卵が見られた。

この時期になると女王蜂の産卵もかなり減少し、更に寒くなると産卵を停止するが、最近は暖冬続きでそれほど寒くならないので、真冬でも僅に産卵を続ける傾向にある。

この女王蜂の産卵に合わせて「ミツバチヘギイタダニ」の母ダニも巣房に産卵を行う。これをさせないため、女王蜂を隔王カゴに入れて隔離させることで産卵できなくなり、そうなると母ダニも産卵ができなくなる。

更に、巣枠内から蜜蜂の蜂児が無くなった段階で、「ダニ駆除剤」を投入することで、巣箱内に居るダニを一掃することができる。

冬季にこの様なことを行うことで、「ミツバチヘギイタダニ」が居なくなった環境で春になると越冬を終えた蜜蜂達が活発に活動することになる。

冬季のこれらの作業は、来年一年を通して養蜂が順調にいくため極めて重要なものである。

写真は、越冬中の3群である。

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1件の返信

  1. 里山里海 より:

    女王バチの隔離の期間は、どの程度ですか。
    ダニ駆除剤は、何回投入しますか?

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