蜜蜂ー働き蜂は五、七角形の育房を作って建築上の問題を解決する(その2)
前号に続き「働き蜂は五、七角形の育房を作って建築上の問題を解決する」神戸大学大学院人間発達環境学研究科 佐賀達矢氏
『はじめに』前号に続き
さらに、その中の一部で正六角形の育房を作る種が進化した。
正六角形は一面に敷き詰めることができ、正多角形の中では同じ外周の長さで最大の面積を有しつつ、強度も優れている。つまり、空間と材料を効率的に使うことができる形である。
筆者も参加したアメリカのオーバーン大学のミカエル・スミスをリーダーとする研究チームでは、ミツバチとクロスズメバチが育房を作り並べる途中で必然的に生じるズレに対して、同じ幾何学的解決策を取っていることを明らかにした。
今回はその研究の解説を行いたいとのこと。 次号に続く。
働き蜂は、蜂蜜と体内の分泌物を使って蜜蝋を生成し、それを材料にして正六角形の巣房を作っている。
その巣房を作成するに当たっては、働き蜂は物差しなどの尺度がない中、どの様に均一な正六角形の巣房を構築しているのであろうかとても不思議である。
正六角形の巣房は、真横からみた形ですか?
ところで、今、私のブログがトラブルにあり、自分の記事を表示できなくなっています。そのため、コメントができません。ブログ運営部門に、調査依頼しています。
巣盤を真上から見ると六角形の巣房が見られます。