蜜蜂ーハチは何故刺すのか(その4)
『ハチとフィールドと』坂上昭一著から、『ハチは何故刺すのか(その4)』を紹介したい。
強力な敵ことに『脊椎動物』に対して、『昆虫麻酔用の針』では役に立たない。そこでハチは二つの正反対な対策を開発、
①針を捨て、より効率的な武器、主に口器と団体行動に頼る『アリ』がこの道を選択。アリは、『羽と針を捨て、雑食性となったハチ』
②『スズメハチ類』と『ミツバチ』は、針と毒を強化する道を選択
『蜜蜂』の針は防御用で『刺すと激痛を与えるハチ』の誕生
彼らが膜翔類と言う巨大なグループの中で、僅かな比率しか占めないことは、植物食の原始的なハチから社会性までの道程の険しさの反映と見ていいだろうとのこと。
今頃の蜜蜂の蜜源であるカラスザンショウの白っぽい花
今朝の部原海岸
スズメハチ類とミツバチは、針と毒を強化したんですね。
ミツバチが針と毒を強化した理由は理解できましたが、スズメハチは、その必要性があるんですか?
カラスザンショウに白い花、見えました。カラスザンショウの木はどの位の高さですか?
スズメ蜂は、外敵を噛み下すこともできるよう様ですが、
脊椎動物から巣を防御するには強力な毒を持つ針が必要なのでしょう。
理屈は蜜蜂と同じと思います。
カラスザンショウの木は、15mはありますね。