蜜蜂ーセイヨウミツバチはどのように営巣場所を選ぶのか?(その21)
前号に続き「セイヨウミツバチはどのように営巣場所を選ぶのか?」玉川大学ミツバチ科学研究センター原野教授について、
『終わりに』
「分蜂群」が営巣場所を選ぶ時には、特定のリーダー的な蜂が重要な働きをするのではない。
また、ヒトが行っている会議の様な情報交換によって、意思統一を図る様なメカニズムがある訳でもない。
ほとんどの場合、それぞれの「探索蜂」は1つの候補地についてしか知らないのである。
このように、それぞれの個体が断片的な情報しか持っていなくても、それらがいくつかの簡単なルール(営巣場所選択でいうならば、「餌場」の質に応じて「尻振り走行」数を15回減少させることなど)。
このルールに従うだけで、「分蜂群」全体としては正しい選択ができる様な「しくみ」が存在するとのこと。 次号に続く。
「分蜂群」が質の高い営巣場所を選ぶ時には、特定のリーダー的な蜂が重要な働きをするのではなく、またヒトが行っている会議の様な「情報交換」で意思統一を図るメカニズムを持ち合わせていることはないとのこと。
それでも「分蜂群」全体としては、正しい選択ができる様な「しくみ」が存在すると、この「しくみ」はヒトにはない。
分蜂群が質の高い営巣場所を選ぶ時、リーダーの存在はなく、また情報交換の存在がないとのこと、おもしろいと思います。
よく調べたとも思います。
集団で営むミツバチが伝達手段として身に付けた
「尻振り走行」ダンスは凄い能力だと思います。
Hello.
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