蜜蜂ー「分蜂」をめぐるドラマ(その8)
前号に続き『「分蜂」をめぐるドラマ』について紹介したい。
「ミツバチの世界」坂上昭一著によると、
コロニーはどう分裂するのかー集団の有効サイズ
人間が会議や仕事をするとき、最も有効な単位集団の大きさはどのくらいだろう。我々は経験的に、それがたいてい20人以下に落ち着くことを知っている。
確かに人間は、有効集団サイズをそれ以上に引き上げる能力を持っている。
ただし、それは他の動物では極めて困難な単位集団の連合体形成、個人が同時に複数の集団に所属できること、そして急激に発達したメディアの利用など二次的な手段に負うところが多い。
有効単位集団サイズが、20以下という数値は、有史以来、極度に変貌した社会組織の奥に、数百万年間変わっていない我々の遺伝的特性があることを示唆する。
いずれにせよ、最低有効集団サイズが200匹以上という蜜蜂とは異質の存在だとのこと。 次号に続く。
蜜蜂の最低有効集団サイズは200匹以上とのことだが、当方の経験からいって、1コロニーが生存できるには約8000匹の働蜂が必要ではと思っている。
これは蜜蜂が越冬する時に蜂球を形成するが、その必要数が約8000匹と学んだ。そして、分蜂群も数千匹の集塊、つまり蜂球を形成しており、これが1コロニーとなっていくことによる。
最低有効集団サイズが200匹以上、ですか。違和感ありますが、場所と条件によっては、存在するのでしょうか?
少な過ぎと思いますが、何らかの調査
結果でしょう。