蜜蜂ー「分蜂」をめぐるドラマ(その14)

前号に続き『「分蜂」をめぐるドラマ』について紹介したい。

「ミツバチの世界」坂上昭一著によると、

コロニーはどう分裂するのかー三つの補足

最後の3つ目の補足、

新居に入った「分蜂」群の母女王蜂は、よほど老齢か異常でない限り、分蜂前に低下した産卵率を再び取り戻す。

その原因もよく分かっていない。

同様に、なぜ「分蜂」前に産卵低下が起きるのかも、はっきりと解明されていない問題であるとのこと。                               次号に続く。

当方が経験した中で「分蜂」群の母女王蜂は、新たな巣箱に取り込まれて10日も経つと産卵を開始する。今まで産卵を開始しなかった女王蜂はおらず、むしろ分蜂前よりも産卵が旺盛になる。

これは、新たなるコロニーを存続させるために必至に活動しているものと思える。

「分蜂」前に母女王蜂の産卵が低下するのも見てきており、卵子が一杯のお腹のままでは「分蜂」後の新居までの飛行に影響が出ることことは分かっている。

ただ、どの様なメカニズムで産卵が低下するのかはよく分かっていないのか?その後の研究調査で分かったのであろうか?

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    母女王蜂の産卵が低下することが分かれば、「分蜂」すると予想できますね。低下から分蜂まで、日数は、同程度ですか?

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