散策ー市原の上総国分尼寺跡(その3)
前号に続き、市原の「上総国分尼寺跡」をパンフレット等から紹介したい。
平成5年度には、文化庁の「ふるさと歴史の広場」事業として建設した『復元中門』と「展示館」を平成9年度には、「地域中核史跡等整備特別事業」として建設した『復元回廊』を公開した。
歴史的建造物の復元では、史跡の空間的広がりを体験し、天平建築の力強い構造美を鑑賞できるように努め、また、展示館では、史跡の見学に先立ち、映像や展示によって、国分寺建立の時代的背景や史跡の特色をあらかじめ理解できるようになっている。
野外の史跡と映像や復元模型を結びつけた演出によって、楽しく学べるように工夫が凝らされているとのこ 次号に続く。
写真は、復元回廊から中庭を通して反対側の復元回廊を見ている。
展示館で、映像と説明を聞いてから、実物をみました。
展示館で、最後に、カーテンが開いて、目の前に実物が現われたときには、感動しました。
そうですね。
中門と回廊だけですが、素晴らしいものを造ってくれました。
金堂が復元されると良いですが、23億ほどかかるとのことでした。