その他ーパルスオキシメーター(その2)
2021.8.28朝日新聞の天声人語「パルスオキシメーター」を前号に続き紹介したい。
動脈血だけの信号を取り出すことに成功したことは大発見だったが、すぐに光が当たったわけではない。
米国で麻酔中の酸欠事故が問題化した1980年代、有用性が理解されて企業が相次ぎ商品化する。各国に広まり、多くの命を救った。
青柳氏は、晩年まで改良に尽くし、昨年4月に84歳で亡くなった。米紙は長文の訃報を載せた。日本光電の小林直樹特別研究員は「論文を書くより、役に立つものを作りたいという根っからの技術屋でした」と。
その死を悼んだ米国イエール大学の名誉教授は、青柳氏を2013年のノーベル医学生理学賞の候補に推薦したとの秘話を明かした。
全国で10万人超が自宅療養を強いられる時代、「パルスオキシメーター」は、私達の命綱となった。日本国内でももっと再評価される発明であろうとのこと。 これで終了
パルスオキシメーターを何気なく、便利だなあと使っているが、日本人の発明とは知らなかった。正にノーベル賞級の発明であろう、脚光を浴びて欲しいものである。
青柳氏は、昨年4月に亡くなりましたか。
日本国内で、注目されてほしかったですね。
このような貢献度の高い人が、他にも存在しているのでは、と思いました。
現役の頃、島津製作所へ研修に行きましたが、
研究に力点を置いていて色んな機器の発明が見られました。
確か、田中さんがノーベル賞を受賞されましたね。