その他ーウイルスって何?(その2)
朝日新聞のGLOBE(2020.9.6発行)から、『ウイルスって何?(その2)』を前号に続き紹介したい。
その後、植物や動物に病気を起こすウイルスが次々に見つかり、その性質が少しずつ解明されてきた。構造はシンプルで自らの設計図「ゲノム(全遺伝子情報)」とそれを包むタンパク質でできた殻からなる。細菌との違いは、細胞に感染しないと増殖できないこと。
タンパク質を合成する装置がないため、宿主の細胞に感染して装置を乗っ取り、増殖に必要なものを作って外に飛び出して次の宿主に感染する。ひたすら効率よく設計図を増やす機械の様な存在として、地球上に溢れている。
例えば、風邪を引いたと感じる時、鼻の細胞に感染したウイルスが増え、神経細胞を刺激してくしゃみを起こす。空気中にばらまかれたウイルスを近くの人が吸い込むと感染のリスクが高まるとのこと。 次号に続く
庭に咲く一輪の彼岸花
ポイントは、
・細胞に感染しないと増殖できない。
・増殖に必要なものを作って外に飛び出して次の宿主に感染する。
やっかいですね。
人に感染するウイルスは、極少数とのことですが、新型コロナウイルスは
とても厄介ですね。