養蜂ー新女王蜂について

6月4日に「蜜蜂の思わぬできごと」についてアップしたが、その際、新女王蜂の誕生について紹介した。これは、前号の「新女王蜂の誕生」よりも先に産まれてものである。

この巣箱では、旧女王蜂、何割かの働蜂と雄蜂の集団の分蜂が5月22日頃に生じた様だが、その分蜂に気付かないうちに、4日の内検で生まれたばかりの新女王蜂を確認したものである。

巣箱内の蜂が多くなり過ぎてくると、分蜂の兆しである女王蜂の巣である王台が出現する、これを内検の時に一つ残らず除去しないと、まず分蜂を防止できない。

巣箱の女王蜂を含む一部の集団は、王台が存在し、近々に孵化することを感じたら、分蜂するので、分蜂直前の内検で王台を全て除去できなかったのであろう。

そこで、その新女王蜂であるが、24日の内検で産卵しているのが確認できた。おそらく、誕生から20日程度で産卵を開始しとものと思われるが、通常2週間程度なので若干遅い開始である。

写真の手前が新女王蜂の産卵を確認した巣箱、その右側の巣箱は分蜂した旧女王蜂の集団である。親子であるが、別々のコロニーとして生息している。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    巣箱内の蜂が多くなり過ぎると、王台が出現するのであれば、巣箱内の蜂の数を適切に調整することはできないのでしょうか?

    • nao_tenjp より:

      調整は可能ですが、増勢時は出来るだけ巣箱が
      満杯になるまで、増やします。
      その間に分蜂も生じますから、王台の作成と除去
      のイタチごっこです。

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