趣味ー気候変動が狂わす 命の営み(その7)

朝日新聞2022.10.28の「気候変動が狂わす 命の営み」について前号に続き紹介したい。

『季節に合わせた受粉や繁殖 かみ合わず』

例えば、鳥のシジュカラはヒナのエサとなる幼虫の発生時期に合わせて子育てを始める。

だが、地域によっては、幼虫の出現時期が早くなっており、ヒナのエサが必要な時期とかみ合わなくなってきているという。

両者のミスマッチは今後更に大きくなっていくという予測もある。

生物多様性の恵みを食料や薬に利用する人間にとっても影響は大きい。

国連のフロンティア報告書では、フェロノジカルミスマッチが食料生産を困難にさせる恐れも予測する。

水産資源となる魚やエサになるプランクトンなどの関係にミスマッチが生じれば、漁業にも重大な影響を与えるだろうとのこと。                    次号に続く。

検見川浜にて、ひな壇の様。

食料や水産資源にもフェノジカルミスマッチが予測される様で、近い将来に大きな問題となるであろう。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    食料生産を困難にさせる恐れは、フェロノジカルミスマッチの他、水不足、異常乾燥、大洪水などが、すでに発生しています。
    そこに、ロシアのウクライナ侵攻という新たな原因が生まれてしまいました。気候変動対策が前に進まず、後ろに戻っています。

    • nao_tenjp より:

      その通りですね。
      化石燃料による発電などもまた増えてきており、
      正に逆戻りしています。

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