蜜蜂ースズメ蜂対策でネット張り
アップが後先になってしまったが、10日に「スズメ蜂防護」用のネット張りを行ったので紹介したい。
今年最後の採蜜を3日に終え、これからは蜜蜂が冬季を乗り越えるために維持管理を行う期間となる。
前号では、「ミツバチヘギイタダニの総合防除」の一つとして、「女王蜂の隔離」について述べたが、今号では「スズメ蜂防護」について述べたい。
スズメ蜂は、女王蜂のみが越冬し、5月頃になるとその女王蜂が蜜蜂の巣箱辺りに探索を兼ねて飛来する様になる。そして、6〜7月には巣作りと子育てを行い、8月に入ると育ったスズメ蜂が襲来する様になる。
そこで、「スズメ蜂対策」の一環として、例年写真の様に巣箱全体を「ネット」で覆っている。10日に友人の協力でネット張りを行ったが、今年が一番のできであった。
このネットは8mmのメッシュになっており、蜜蜂はこの隙間を通過できるが、スズメ蜂は蜜蜂よりも大きいため通過できない。
ただ、蜜蜂は外にはスムーズに出るが、入る時は花蜜や花粉を抱えて入るためか躊躇しながら入っている。そんな時に外で待ち構えているスズメ蜂に1匹ずつ咥えられる。多少の犠牲は仕方ない。
この記事を読むと、ネットだけでは不十分、と認識できます。
そのとおりです。
ネットの外にいるスズメ蜂をできるだけ捕獲
する事で、蜜蜂の被害が少なくできます。