その他ー病気を引き起こすウイルスは氷山の一角(その3)

朝日新聞のGLOBE(2020.9.6発行)から、『病気を引き起こすウイルスは氷山の一角(その3)』を前号に続き紹介したい。

天然痘が根絶された頃、感染症はもはや脅威ではないという楽観論もあったが、山内東大名誉教授は国立予防衛生研究所(現、国立衛生研究所)で麻疹ウイルスの研究を始め、根絶できるのは稀だと考える様になった。人以外に様々な宿主がいたり、次々に変異したりする場合がほとんどだからだとのこと。

天然痘に続いて、ポリオと麻疹の根絶が計画された。ポリオは3種類あるウイルスのうち二つが根絶されてなんとかなりそうだが、麻疹は難しそうだとのこと。                          次号に続く

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    「根絶できるのは稀」との学説は、以前からあったと思っていました。次々と変異するのを見ていると、ウイルスとの闘いは永久に続くと思ってます。今回の新型ウイルスの場合も、武漢型、欧州型等短期間で変異しています。

    • nao_tenjp より:

      その通りですね。
      特に新型コロナウイルスの根絶は難しいだろうと
      専門家が言ってます。

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