蜜蜂ー女王蜂の交代
誕生した「新女王蜂」は、働き蜂が入れない「王籠」に3日ほど入れたままで「旧女王蜂」を取り除いた群に挿入して働き蜂と馴染ませる。その後、王籠から解放してやることで、スムーズに交代が可能となる。
蜜蜂特有のダニ(ミツバチヘギイタ)対策の一環として、女王蜂を隔離する時に使用する『隔王籠』は、働き蜂は自由に出入りできる。
女王蜂は自分で餌である「ローヤルゼリー」を摂ることができないため、働き蜂が『隔王籠』に入って給餌を行っている。
一方、『王籠』は細かいメッシュの網で覆われており、働き蜂は出入りできない様になっている。これは、働き蜂が居る巣箱に別の女王蜂をいきなり入れると働き蜂に殺されるので、それを防ぐためである。
お互いが馴染むのには3日ほどかかるので『王籠』に入っている女王蜂は働き蜂から餌を貰えない。そこで、餌として砂糖を練ったものを入れてやる。
この様にして、今までの『旧女王蜂』のフェロモンから挿入した『新女王蜂』のフェロモンに置き換わることで働き蜂と馴染む様にしている。
写真は、とあるマンションで7日が過ぎても飾り付けてあった七夕飾り
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