蜜蜂ー今年最後の採蜜(その2)
3日に今年最後の採蜜を行った。例年、採蜜は7月下旬か8月初旬で最後を迎えるが、7月初旬から開花した「カラスザンショウ」の花もそろそろ終わりが近づいている。
カラスザンショウの花が終わると、しばらくは蜜源が乏しくなり、9月以降にならないと秋の花々が咲いてくれないので、花蜜の入りが少ない。
カラスザンショウの花の採蜜が終わった後、蜜蜂達はカラスザンショウの残り花を収蜜するが、これは絞らないで、今後蜜源が少なって来る時に備えて蜜蜂達のために残すことにしている。
採蜜は蜜蜂がまだあまり活動していない早朝に実施するが、手順としては、
まず、巣箱の蓋を開けて燻煙を行い、蜜蜂達を落ち着かせてから写真の様に1枠引き上げる。
次に引き揚げた巣枠からびっしりと取り付いている蜜蜂達を振るい落とす。この巣枠は3kgほどあるので、30枚も振るい落としていると腕が筋肉痛になる。
写真は、蜜蜂を振るい落としてもまで取り付いている蜜蜂をはけで1匹残らず払い落とす。
1匹も居なくなった巣枠2枚を遠心分離器に入れて蜂蜜を絞る。絞った蜂蜜はフイルターである「蜜濾し器」を通して一斗缶に落とし込む。
これで純正の蜂蜜🍯の収穫となる。
カラスサンショウという名の語源は、種子をカラスが好んで食べること、とあります。
書いてありませんが、カラスアゲハの食草であることから、この名が付いたような気もします。新説です。
カラスザンショウの花もそろそろ終わりで、
実が付いてきています。