蜜蜂ー蜂蜜の状況
8日の採蜜は、3群から夫々9枚計27枚の貯蜜枠を遠心分離器で絞った。今回は貯蜜が少ない2群から行ったが、この2群の蜂蜜は割とサラッとしていた。最後に最も貯めたいた群れの蜜はややドロッとしていた。
採蜜した蜂蜜🍯を瓶詰めしながら、風味や糖度を調べてみた。
糖度は、昨年の1回目(6月4日)とほぼ同じ80度超えであったが、風味は昨年の2回目(7月8日)に近いものであった。収蜜量は昨年よりもやや下回ったが、今年の増勢の遅れではいい方と思われる。風味については比較はできるがなかなか定性的な表現が難しい。
さて、今年の1回目の蜂蜜🍯の風味を考察してみた。
働き蜂🐝の増勢が遅れ、4月末に蜂数が整ったことで5月に咲いた花々が蜜源となった。5月中旬には栗🌰の花も咲き、これが入ったことにより、昨年の1回目よりも色がやや茶褐色になり、風味が昨年の2回目に近いものになったものと思われる。
昨年の1回目の採蜜時には、栗の花蜜が入っておらず、2回目に栗が入ったものと推測している。これは養蜂を始めてから昨年まで採れた蜂蜜においては、同じ状態であった。
今年は、養蜂場近隣の木々の花🌸が、例年までと違った気候により開花時期に変動が生じ、この様蜜の風味にも影響を与えたものであろう。
自然は気候変動に敏感であることを思い知らされた。
写真は、左側が昨年2回目で、右側が今年の1回目であり、昨年の方が少し濃めに見えるが、風味はほとんど変わらない。
密の状況は、自然の変化によって、かわることがよく分かりました。
お疲れさまでした。
これからは、今までどおりとはいかないと
思って取り組む必要がありそうです。