蜜蜂ー働き蜂は五、7角形の育房を作って建築上の問題を解決する(その3)
前号に続き「働き蜂は五、七角形の育房を作って建築上の問題を解決する」神戸大学大学院人間発達環境学研究科 佐賀達矢氏
『育房の構造と建築上の問題点』
セイヨウミツバチなどが属するミツバチ属には、働き蜂を小さな育房、雄蜂をより大きな育房で育てる種がいる。
また、中部日本で主に幼虫や蛹の子として食されるシダクロススズメバチなどが属するクロスズメバチの種では、働き蜂は小さな育房、女王蜂は大きな育房で育てられる。
両属共に働き蜂用の小さな育房から作り始め、巣の成長に伴って繁殖虫である雄蜂や女王蜂の大きな育房が作られるとのこと。 次号に続く。
当方は、セイヨウミツバチを飼育しているが、他種の巣は見たことがない。
ニホンミツバチの巣は見たことがあるが細かく観察したことがないので働き蜂と雄蜂の巣房がどうなっているのかも分からない。
いずれにしろ、種が変わっても巣房は六角形を形成しているのであろう。
働き蜂は五、七角形の育房を作って建築上の問題を解決する、というタイトルとの関係が分かりません。
続きを読んで貰えれば徐々に分かってくると
思います。