蜜蜂ーミツバチヘギイタダニについて(その2)
17日に続き「ミツバチヘギイタダニ」について紹介したい。
「ミツバチヘギイタダニ」は、蜜蜂に寄生する特有の「ダニ」であり、これに取り憑かれた蜂群はかなりの被害か全滅を被ることがあり、充分な対策が必要である。
玉川大学農学部干場元教授の論文「時差式ダニトラップによる駆除法」によると、
ダニの駆除法に関しては国内外で多くの論議や論文も出回っている。
薬剤としては「アピスタン」、「アピバール」のほか、チモバールが日本では使用許可されている。
今回は敢えてこれらの化学的駆除法やその使用法等には触れず、生物(物理)的手法による駆除法を中心に筆者の体験を含めて紹介したい。
もちろん、薬剤を否定する意図はないが、薬剤使用を最低限に留めて「総合防除」ができる様にとの考えからである。
ここでは、①時差式ダニトラップ(雄蜂児誘引法)と②女王蜂隔離法について述べるとのこと。
次号に続く。
当方も「アピスタン」や「アピバール」の駆除剤を使用してきたが、充分な対策とは言いがたい。養蜂業者も個人レベルの趣味の養蜂家も殆どがそれらの駆除剤を使用している。
このダニは、どの程度の大きさ、ですか?
直径が1mmもなく、丸みを帯びてます。
少し赤っぽいので肉眼でも見えます。