趣味ーリュウグウ 太陽系解明へ一歩(その3)

朝日新聞2022.6.10の「リュウグウ 太陽系解明へ一歩」について前号に続き紹介したい。

『アミノ酸の型 命の源解く鍵』

天体が別の天体との衝突などでいったんバラバラになり、破片が重力で再び集まって「リュウグウ」になった。

鉱物はその後、100度以上の熱に晒されることはなく、元素の構成比はほぼ変わっていないとみられる。

「はやぶさ2」がカプセルに積めて持ち帰ったのは、そんな原始の状態を保った試料だった。

小惑星は隕石として地球に落ちてくることもある。ただ、「リュウグウ」の様に炭素を多く含み、太陽系初期の特徴を持つ『イブナ型』と呼ばれるタイプは少ない。

岩石質の隕石とは異なり、大気中を高速で落ちてくる途中で燃え尽きやすいからだとのこと。次号に続く。

リュウグウから持ち帰った試料は原始の状態、地球に落ちた隕石からの試料では原始の状態を保っていない様だ。だから、リュウグウの試料は貴重なのだろう。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    りゅうぐう試料は原始の状態、地球に落ちた隕石試料は原始の状態を保っていない、この説明は分かりやすい。
    新鮮、というと分かりにくい、こちらの方がいいと思います。

    • nao_tenjp より:

      新鮮とは面白い表現だと思いました。
      研究チームの人達にはその様に思えたのかも知れません。

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