その他ー細菌とウイルスの違い(その2)

(株)東邦微生物研究所の記事から、『細菌とウイルス(その2)』について前号に続き紹介したい。

<増殖>
「細菌」は、糖等の栄養と水がり、適切な環境の元では生きた細胞がなくても自分自身で増殖するとのこと。

「ウイルス」は、自分自身で増殖する能力がなく、生きた細胞の中でしか増殖できない。他の生物を宿主にして自己を複製することでのみ増殖する。その増殖したウイルスが他の細胞に入り込んで増殖を続けるため、宿主の細胞が次々と死滅していくことで生物は耐えることができずに死に至る。即ち、ウイルスにとって他の個体へ感染させ続けることが生き残るための必須条件であるとのこと。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ウイルスが生き残るための条件は、他の個体へ感染させ続けること。
    今回のウイルスの場合、感染力が極めて強いので、いつになったら解決するのか。
    治療薬、ワクチン開発が待たれます。

    • nao_tenjp より:

      最近は軽症か無症状の感染者が多いので、つい油断しがちに
      なる傾向にありますが、まだまだ油断できません。

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