蜜蜂ー蜜蜂王国

10日に『大自然に学ぶわが蜜蜂人生』の本から、『秀れた習性の一つ』をアップしたが、今回は同じ本から『蜜蜂王国』について紹介したい。

一つの巣箱は、1匹の女王蜂、数百匹の雄蜂、数万匹の働蜂で構成されている。蜜蜂の体温は14℃であり、少数では寒冷な気候には耐えらないが、数万匹で身を寄せ合うことで巣内の温度を35℃に上昇させて真冬でも生き延びている。

小さな蜜蜂が数万の集団となり、無数の花から僅かずつの蜜を集め、必要な量の蜜を集めることができるが、集合体故に花蜜や花粉の量に合わせて集団の大きさを調整することができる。

蜜蜂の食糧である花蜜や花粉は、バランスの取れた栄養食であると共も地球上で最も幅広く豊富にある食糧源である。これを選んだことが、蜜蜂が太古から長く生き続けることができた素晴らしい能力の一つであろう。

写真は、11日早朝の東京湾である。

 

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    こんにちは。
    花が咲くと、蜂、蝶等昆虫が集まり、にぎやかになります。
    蜂は、花が咲いたという情報を得るとすぐに飛んできます。
    情報収集を担当する蜂の能力、その伝達方法はすごいですね。

    • nao_tenjp より:

      昆虫類の存在は地球上のあらゆる生き物にとってなくてはならない存在ですね。

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