趣味ー気候変動が狂わす 命の営み(その8)
朝日新聞2022.10.28の「気候変動が狂わす 命の営み」について前号に続き紹介したい。
『季節に合わせた授粉や繁殖 かみ合わず』
フェノロジカルミスマッチは作物でも同じことが言える。
農業環境技術研究所の報告によれば、昆虫などの送粉サービスによる経済効果は、人が放った昆虫よりも在来のハチなどの送紛者によるものの方が大きい。
国連の報告書作成に関わった京都大生態学研究センターの酒井教授(植物生態学)は、「生態系は様々な生き物が互いに関係し合うことで成立するもの、間接的な効果が大きな影響を及ぼしてしまうことがある」と。
国連は、フェノロジー変化の影響をさらに解明するとともに、二酸化炭素の排出量削減など気候変動の速度を抑えることが不可欠だとのこと。 本号はこれで終了。
蜜蜂による農作物に対するポリネーション(花粉交配)によると、メロンなどで人による人工花粉交配で育てたものと蜜蜂による花粉交配で育てたものでは随分と違う様だ。
メロンの例であるが、蜜蜂の方で育てたものは丸味を帯びて形が良く、しかも長持ちがすると、メロン栽培者から聞いたことがある。
いい話を紹介していただきました。
ありがとうございました。