趣味ー宇宙開発 協力から競争へ(その9)

朝日新聞2022.11.2の「宇宙開発 協力から競争へ」について前号に続き紹介したい。

『国際協力の象徴ISS 侵攻で暗雲』

ISSをめぐっては、米議会が安全保障上の懸念から2011年に米航空宇宙局(NASA)が宇宙開発で中国と協力することを禁じ、中国はISSから排除された経緯がある。

中国は自力での技術開発を迫られた。宇宙ステーション「天宮」は、宇宙の国際協調の枠組みから外されてきた中国にとって、悲願の宇宙拠点だ。

東京理科大宇宙システム工学の木村教授は「米国など西側諸国に対立する中国・ロシアという構図ができる懸念は否定できない」とする一方で、

ロシアがISSから離脱した場合、ロシアが担っていた役割をどうするかといった代替え案を、米国は一般的なリスクの一つとして検討していると思われる。不確定要素が多いため、注視していく必要がある」とのこと。                   本号はこれで終了。

米国が、ISSを巡って中国との協力を禁じて排除した理由は分からないが、中国はあらゆる力を使って独自に宇宙開発を進めている。宇宙を巡っては米国と西側、これと中ロの分断が顕著になってきている、今後の競争が分断のまま続くのであろう。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ISSに接続されたソユーズから燃料漏れの映像が流れました。
    現状を如実に表す現象です。
    宇宙飛行士の送迎に問題なし、と言ってますが、気になります。

    • nao_tenjp より:

      そうですか、知りませんでした。
      老朽化ゆえの故障でしょうか?心配ですね。

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