趣味ー宇宙開発 協力から競争へ(その8)

朝日新聞2022.11.2の「宇宙開発 協力から競争へ」について前々号に続き紹介したい。

『国際協力の象徴ISS 侵攻で暗雲』

日米ロなどで運営されてきた国際宇宙ステーション(ISS)は、ウクライナ侵攻などの影響で、今後の安定的な運用に暗雲が広がっている。

冷戦後の1998年に建設が始まったISSは、宇宙開発が国際協調の時代に入り、平和の象徴となった。

ISSでは、微小重力や真空といった宇宙環境を利用した多くの科学実験を実施してきた。また、宇宙飛行士が長期間生活することで体にどういった影響があるかデータを集めて、将来人間が宇宙で暮らす環境作りの知見を得ようとしてきた。

だが、lSSは老朽化が進み、現在の運用期間は2024年、正式な発表はないものの、ロシアは2024年以降の離脱の意向を示しているとのこと。              次号に続く。

地球上と宇宙における設備においてどちらが劣化が早いのか承知していないが、ISSの退役が迫っているとのこと、寿命がきた時に巨大構造物をどの様に解体処理するのであろうか?

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    昨日の夜、うれしいニュースが飛び込んできました。
    その一方で、ISSの今後の対応、むずかしい課題をかかえました。
    かつて中国が行ったような宇宙ゴミ処理は、避けてほしいと思います。

    • nao_tenjp より:

      ISSは地球上、高度400kmを周回しています。
      120tもある構造物の解体処理は大変な作業と思います。

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