趣味ーリュウグウ 太陽系誕生時の特徴保つ(その3)
朝日新聞2022.6.10の「リュウグウ 太陽系誕生時の特徴保つ」について前号に続き紹介したい。
『46億年前の砂 命の謎に迫る』JAXAなど論文発表
岡山大などが日本学士院紀要に発表する論文では、砂0.055gから23種類のアミノ酸を確認したという。
イソロイシンやバリン、スレオニンなどのほか、うまみ成分のグルタミン酸や、コラーゲンの材料になるグリシンもあった。
これまで、フランスに落下した隕石などからアミノ酸が見つかったいたが、地球で混入した可能性を否定できなかった。
また、欧州の探査機が彗星の近くでグリシンを検出したとの報告もあるが、地球外で多様なアミノ酸がまとまって見つかったのは初めてとのこと。 次号に続く。
リュウグウの砂の分析に各国の研究チームが名乗り上げたのも、それだけ生命の起源に迫れるのではないかとの期待のあらわれでもあろう。
0.055gから23種類のアミノ酸、から思うのは、配布された砂の量が少ないこと、少量の砂から23種のアミノ酸をよくも発見したこと。
アミノ酸がないと人間など生物は生存できない。アミノ酸の発見は、生物の存在の可能性を語っています。
微量の試料からの検出、さぞ高度な技術を
持っているのでしょう。