趣味ークジラの人工フン CO2吸収なるか(その3)
朝日新聞2022.9.9の「クジラの人工フン CO2吸収なるか」について前号に続き紹介したい。
激減したクジラの代わりに、ポンプやコンベヤーの役割を、合成したクジラのフンを海にまいて増強できないか。そんな狙いで行われたのが、インド国立海洋学研究所に、ケンブリッジ大が協力した実験だ。
人工フンの材料は水に浮く米のもみ殻と、植物の細胞壁に含まれる「リグニン」や鉄鉱石など自然由来の成分を混ぜたものだ。
実験は周囲の海に影響が出ない様に注意を払った。六つの容器に量を変えて人工フンを投入し、効果を比べた。
結果は分析中だが、鉄分や珪酸塩が増加し、容器の中で「植物プランクトン」が発生したのを確認できたという。
今後は、米ハワイや南アフリカでも実験を検討しているとのこと。 次号に続く。
まずは人工フンから植物プランクトンの発生に成功した様で、今後の実験に期待が持てる。
激減したクジラの代わりに、ポンプやコンベヤーの役割を、合成したクジラのフンでできないか、との発想は、なぜ生まれたのか、興味があります。こういう研究は、日本が実施すべきだと思います。
地球温暖化を防ぐ研究は、日本でももっと
やるべきと思います。