蜜蜂ー2回目の採蜜後の状況(その4)
前号に続き「2回目の採蜜後の状況」について、
6日の内検では新女王蜂の産卵は3枠であったが、13日の内検では7枠まで増えているのが確認できた。
ここまで産卵が増えると、まもなく働き蜂の増勢が進み、コロニーの維持には問題ない。
ただ、新働き蜂の誕生が1ヶ月ほどなかったので、働き蜂がほぼ半減した様に見える。以前のブログでは2〜3割ほど減少するかと述べたが、思ったよりも減少が多くなった。
特に貯蜜を行う上側の働き蜂が半減しているので収蜜量にも大きく影響しており、他の巣箱と比較すると半分ほどの貯蜜量しかない。
この巣箱ではそろそろ新働き蜂が誕生し、継続することになるので、全体的には増勢することになるので収蜜量も増えてくると思われる。
しかし、今咲き始めている「カラスザンショウ」の花蜜をどれだけ収蜜してくれるか分からない。他の巣箱の収蜜量には追いつかないであろう。
写真の奥左側が働き蜂が現状ほぼ半減した巣箱である。
このような想定外のことが起こることも、養蜂のおもしろみの一つでしょう。
いい経験だと思います。
プロの養蜂家は、多くの群を持っているので、
女王蜂が不在になると予備女王蜂を入れたり、
群が少なくなると他の巣箱から働き蜂を入れた
りと応用範囲が広いです。