蜜蜂ー養蜂再開(その5)

前号に続き「養蜂再開」について紹介したい。

『最初の内検』
熊本から3日かけて御宿に到着した蜜蜂達だが、巣箱を設置した次の日に巣箱毎に1.8Lの砂糖水の給餌を行った。長旅の後は蜜蜂達も落ち着かないため、直ぐに内検は行わない方がいいとのことで、到着後は給餌のみとした。

1週間後に最初の内検を行った。

内検はほぼ1週間に1回は実施するが、その内容は、

①  働蜂の状態はどうか→働蜂の数量や内部の作業状況。

②  女王蜂の状態はどうか→大きさや形、そして産卵は順調か。

③  育児圏はどれほどの範囲か←どれほどの産卵を行っているか。

④  蜂蜜や花粉の貯め具合はどうか←蜜蜂の総数に対して充分な量か。

などを見ているが、写真は内検後の巣箱を上から見たところ。

巣枠を上から見ており、上から2枚目から5枚目までが熊本の養蜂園で育ったもので、この中に女王蜂が1匹いる。上の1枚目と上から6枚目から9枚目は空の巣枠を追加したものであるが、1週間経ったら、かなりの数の蜜蜂達が付いていた。

次の写真の下側に給餌枠が見られ、1週間前に1.8Lの砂糖水を入れておいたが、既に全部消費されて空っぽの状態である。1週間で消費するぐらいだと蜜蜂は元気な証拠である。

最初の内検で全体的にほぼ順調であることが確認できた。

おすすめ

2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    順調とのこと、安心しました。
    長旅の影響、みられましたか?

    • nao_tenjp より:

      最初に蓋を開けたところ、20匹ほど箱の底に死んでました。
      1週間後の内検では、全体的には落ち着いており、蜜も花粉も
      よく集めていました。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください