蜜蜂ー蜜蜂特有のダニの被害

昨年の蜜蜂の状況について、知り合いの養蜂家に聞いたところ、ダニでかなりの被害が出て今年は採蜜を諦めて増勢に努めるとのこと。

ミツバチヘキイタダニは、蜜蜂特有のダニで養蜂業にとっては、このダニによる被害が増加しており、その対策に大いに悩まされている。成虫のダニは1mm程の円形で、蜜蜂の女王蜂が巣に卵を産むとダニも同じ様に巣内に卵を産む。蜜蜂とダニの卵は同じ日数で成長し、蜜蜂が成虫になる頃に成虫になったダニが寄生する。ダニがくっ付いた蜜蜂達が巣内を移動する時に他の蜜蜂達にダニが付き、瞬く間に蔓延し、何も対策しないと全滅する。

蔓延する前にダニ駆除剤を入れるが、全てのダニを駆除できる訳ではないので、年に3回はダニ駆除を行う。

写真は、ダニの被害から免れた4群で梅の花も開花し、活動を開始している。

おすすめ

4件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    こんばんは。
    年に3回ダニ駆除ですか。ご苦労様です。
    ダニ駆除は、どのようにやるのですか?

    • nao_tenjp より:

      蜜蜂専用のダニ駆除剤が2種類(アピスタン、アピバール)を購入して、2月、8月、10月頃に巣箱に最大6週間入れます。増勢期(採蜜期)の4から8月初旬の間は入れません。ダニ駆除剤は数が出ないので高価です。

  2. 三好正克 より:

    藤本さん、相変わらずこまめにフォローされて頭が下がります。
    昨年から気候不順でご苦労が多い様ですね。何もお手伝い出来ず気が咎めますがせめてこのメールだけででも
    エールを送らせていただきます。
    又機会がありましたら邪魔だとは思いますが訪問させて頂きたいと思っています。

    • 匿名 より:

      暖冬で蜜蜂の活動も早めで、後手に回らない様にとやっています。
      採蜜に限らず、何時でもお出でください。お待ちしています。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください