蜜蜂ー蜜蜂の現状

4月18日に蜜蜂の現状をアップしたが、昨日内部検査を行なったので紹介したい。

現在、3月末に購入した2群と昨年から飼育している1群の計3群を管理している。購入した2群はほぼ同じ様に女王蜂の産卵が旺盛でかなりの速さで増勢中である。一方、元々の1群の女王蜂は2年目に入っており、しかもそれ程大きくもないせいか産卵が旺盛とはいえず、増勢のスピードが遅い。

購入した2群と元々の1群を比較すると、先の2群は産卵が多いので働蜂はその世話に労力を取られるのか、また増勢が進み蜂数が多いので蓄えた蜂蜜の消費が多いのか貯蜜が少ない。

一方、元々の1群は、産卵が少なく増勢がそれ程進んでいないので蜂数は多くないが、貯蜜は随分と進んでいる。これは育児に割かれる働蜂が少なくてすみ、花蜜の採集が多くなることと蜂数が少なければ消費される蜂蜜は少なくなることによるものと推察している。

1群を構成する蜜蜂は、巣箱が満杯になる程の蜂数が必要となるが、あまり産卵が多いと貯蜜が少なくなるので、採蜜するには望ましくない。蜂達の増勢と貯蜜を増量させるためには、女王蜂の産卵をコントロールすることが必要となるが、難しい課題である。

多くの蜂達が蜜源に向かって出ている。

勝浦の高台から見た山々で、黄緑が凄く映えているが、蜜源となっている椎木である。

おすすめ

2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    なかなかむずかしいんですね。
    女王バチの産卵をコントロールしないで、そのままにしておくと、最終的には、どのようになるのでしょうか?

    • nao_tenjp より:

      蜂が増え過ぎると分蜂します。
      分蜂は、蜂群増加にはなりますが、出て行く蜂達が貯蜜を
      お腹に入れて出るため、採蜜には適しません。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください