蜜蜂ー薬いらずのはちみつ生活(その3)
7月13日に続き、「薬いらずのはちみつ生活」清水美智子著について紹介したい。
『ミツバチがもたらしてくれた「はちみつの薬効」』
ミツバチが集める花の蜜は、糖度の薄いショ糖であり、これを加工して、栄養豊かなはちみつを完成させるのは、全てミツバチの労働の賜物である。
ミツバチの仕事は完全な分業体制で、外勤蜂が花の蜜を採集し、巣に戻ったら、それを内勤蜂が受け取り、水分を蒸発させて濃度を高めて貯蔵する。
熟成を経て、薄いショ糖は単糖のブドウ糖と果糖に分解され、同時にカルシウムなどのミネラル類、ビタミン類、アミノ酸類、有機酸、酵素など、多くの有効な天然の成分が加わる。
これらのはちみつ成分が、人に吸収しやすいエネルギー源となり、身体に様々な効果をもたらすとのこと。 次号に続く
1匹のミツバチが生涯で採取する蜜の量はスプーン一杯と言われている。
ブドウ糖と果糖に分解されるショ糖は花の蜜、同時に加わるミネラル類、ビタミン類、アミノ酸類、有機酸、酵素など天然の成分は、どこからもってくるのでしょうか。
蜜蜂は花蜜の他に花粉も収集します。
ビタミン類は、花粉によってもたらされます。
蜂蜜を灯りに透かして見ると、小さなキラキラしたものが
見えますが、それが花粉粒子です。
花粉も人用に市販されており、天然のビタミン剤です。