蜜蜂ー花粉の給餌
8月初旬の最後の採蜜後にもカラスザンショウの残り花があったので、花蜜収集と蜂蜜生産が行われたので「蜂蜜」は十分な蓄えがある。
一方、「花粉」の蓄えは極めて少ないので、内検時に市販の「代用花粉」の給餌を続けており、8月23日から内検時には毎回給餌を行っている。
写真は、内検が終わり、代用花粉を給餌したところ、白い粉上の物は蜜蜂の腸活を促す乳酸菌を主体とした活性剤である。
代用花粉は、写真中央の茶褐色の物で、巣枠の上に乗せると直ちに多くの働き蜂が寄ってきて摂っている。
この花粉は、働き蜂が食べるのではなく巣房に蓄えられ、空の巣房に女王蜂が産卵すると幼虫/蛹と成長し、成虫になる羽化直前に餌として与えられる。
「花粉」にはミネラルが多く含まれており、ほとんどの花粉は育児に使われているので、蜜蜂の誕生に重要な要素となっている。
花粉の蓄えは極めて少ないことは、どこをみるとわかるのでしょうか。
働き蜂は、花粉を採集する際、花粉ダンゴにして
巣箱に持ち帰ります。
それを巣枠の巣房に蓄えるので、内検時に有無が
分かります。