蜜蜂ー脳と神経系(その3)

『体のしくみから見えてくる新たなミツバチの世界』から、「脳と神経系(その3)』として、『日齢と学習能力』について紹介したい。

孵化したばかりの若蜂は、『学習能力』が低いが、日齢が進むに連れて発達する。働蜂の一生は夏場で約1ヶ月と短いが、その間に経験したことをどんどん脳に蓄積し、行動パフォーマンスを磨いている。

例えば、『収穫ダンス』では、東から西に移動していく太陽の動きを計算に入れているが、この動きの理解も『学習』により確かにものになっているとのこと。

ベテランになった働蜂は内役から外役となって採餌に向かうが、まずは巣箱の周りを何度か練習の飛翔を行い、景色と自分の巣箱の位置を『記憶・学習』してから、遠くの蜜源に向かう。
ウオーキング中に見かけた、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    こんにちは。
    働蜂の一生は夏場で約1ヶ月ですか。
    孵化したばかりの若蜂は、何日目から外に出て練習し、その後何日位経過してから収穫を始めるのですか?
    そして収穫期間は一生が終るまで続くのですか?

    • nao_tenjp より:

      生後15日頃までは内勤、数日間、門番や練習の飛翔し、
      それからは死ぬまで採餌を続けます。

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