蜜蜂ー気付かぬ内に分蜂(その3)
前号に続き「気付かぬ内に分蜂」について紹介したい。
分蜂本巣では女王蜂不在の中、働蜂は分蜂した母女王蜂が産卵した巣枠の子育て、採蜜、花粉収集など普段どおりの作業を行っている。
ただ、女王蜂がいないので、ストレスもあり、作った「王台」から早く新女王蜂が誕生するのを心待ちにしているであろう。
大きな養蜂家は、巣枠一つにプラスチックで作られた擬似王台を30から40個設置し、1度に大量の女王蜂を作っている。
これは、巣箱に1匹いる女王蜂が1年経ったら、交換するために人工的に大量の女王蜂を作って備えていることによる。
王台も大中小と大きさが異なり、そこで産まれる女王蜂も大中小と比例した大きさになる。やはり、大きな女王蜂の方が産卵も多いので好まれる。
今作成中の「王台」は中程度であるので、どれほどの大きさの新女王蜂が誕生するであろうか? 今月末には誕生予定であるが。
写真は、避暑のため巣箱の上に葦簀を掛けたところ。
今作成中の王台は、中程度とのことですが、なぜ、中にしたのですか。
大きいほうがいいようにも思いますが・・・
大きな王台がなかっただけです。