蜜蜂ー早い「分蜂」
22日11時前に養蜂場の地主さんから、巣箱の上空で多くの蜜蜂が渦巻き状に乱舞しており、近くのニレの木に止まり始めたので「分蜂」ではないかとの連絡が入った。
「分蜂」群は、ニレの木で集塊となると、大人しくなり、3日間ほどはその場に留まるので、23日の早朝に巣箱への取り込みを行うこととした。
「分蜂」群は、1匹の女王蜂、僅かな雄蜂と多数の働き蜂から構成されており、通常元巣の約半分ほどの蜂達となる。働き蜂は、分蜂前にはそれぞれが3日分の蜂蜜を腹の中に入れて出るため、集塊となった分蜂群は大人しいので扱い易い。
おそらく、4月初旬から「自然王台」を作り始めた写真の前左側の巣箱から「分蜂」したものと思われる。
昨年は、この時期の「分蜂」はなく、それ以前は4月末から5月初旬に起きているので、今年は最も早い「分蜂」である。
この群は早くから「自然王台」を作り始め「分蜂」の兆しがあったので、12日と18日の内検時には「自然王台」を注意深く見つけては除去していたが、見落としがあったのであろう。その見落とした「自然王台」から「新女王蜂」が誕生するはずである。
巣箱への取り込みは、うまくいきましたか?