蜜蜂ー採蜜前後の状況

8日に今年最初の採蜜を行ったが、昨年は4日だったので4日遅れとなった。前号で述べたが、今年は桜🌸の開花が遅れたことにより、それに伴い働き蜂の増勢も昨年より20 日程遅れた。

増勢が遅れると、花蜜採集の働き蜂の数も少なく、十分な貯蜜できない。ただ、昨年よりも20日も増勢が遅れたにも関わらず、採蜜は4日しか遅れずに済んだのはそれなりの理由があるのであろう。

現在、採蜜できる群は3箱で、予備女王蜂作りの巣箱が1箱である。

採蜜した3群のうち、2群では女王蜂不在が続いている。女王蜂が居ないにも関わらず、子育て以外の仕事はこなして花蜜も花粉も採集し、それなりに蜂蜜を貯めてくれた。

通常、女王蜂が不在になると働き蜂は新女王蜂作成に取り掛かる。旧女王蜂が産んだ新しい卵がある間は、働き蜂は女王蜂の巣である「変成王台」を大量に作る。

その「変成王台」から新女王蜂が無事産まれと、その群はコロニーの維持ができるが、不発だと窮余の策で働き蜂が産卵に挑む(所謂働蜂産卵)、これは無精卵のため雄蜂となり、女王蜂にはならない。ここまでくると、コロニーはいずれ消滅してしまう。

そうならない様に、他の箱から新しい卵がある蜂児枠を女王蜂不在の2箱に夫々入れてやったので、「変成王台」を作ってくれることを期待している。

写真、奥側の2箱が女王蜂不在である。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    今回の採蜜状況は、去年の1回目と比較すると、質的、量的に、どのような状況ですか?

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