蜜蜂ー夏季の女王蜂隔離の目的
夏季の「女王蜂」隔離の目的は、
① 蜜蜂の増勢時期である3月から7月頃にかけて「女王蜂」は毎日約2000個の卵を産み続けるので、3週間隔離して強制的に産卵を停止させる。これで「女王蜂」の夏疲れを防ぐ。
② 「女王蜂」が卵を産むと、働き蜂は休むことなく育児を続けるので、休息を与えてやり、やはり夏疲れを防ぐ。
③ 「女王蜂」が巣房に卵を産むと、ミツバチヘギイタダニ(蜜蜂特有のダニ)の雌も同調して巣房に卵を産み、一緒に育って巣房から出てくるので巣箱内が蔓延する。女王蜂が卵を産まない限り、ダニも産むことができない。これで、ダニの増殖を防ぐ。
上記、③のダニであるが、巣箱内には何某かの数はいると思って何らかのダニ対策に取り組んだ方がいいと言われており、「女王蜂」隔離もその一環である。
隔離は、8月1日から3週間が適切と言われている。
写真は勝浦の高台から見た部原海岸、右側のやや白く見えるのが「カラスザンショウ」の花
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