蜜蜂ー分峰(巣分かれ)
4月に入り、暖かくなると色んな花が咲き、蜜蜂の活動が活発になる。女王蜂は産卵を促進し、増勢に努めるため、巣箱内は蜂達で溢れる程になる。この頃になると分蜂の兆しが出てくる。蜜蜂 の習性の一つとして子孫繁栄があり、雌の働蜂は新女王蜂の作成に取り掛かかる。女王蜂作成に当たっては、専用の王台と言う巣が必要になり、これを働蜂が作成するが、この王台を除去しないでいると新女王蜂が誕生する。新女王蜂の誕生寸前に旧女王蜂と巣箱内の約半分ほどの蜂達が外に出る。これが分蜂所謂巣分かれである。外に出た 分蜂群は巣箱近くの木の枝に3日ほど留まり、自然の新しい住みかが見つかるとそこに移動する。この分蜂群を巣箱に取り込むと一群出来上がる。写真は、以前に分峰した蜂達であるが、槇の木の枝にぶらさがっていた。
普通の人が見たら、確実にパニックになる絵面ですね…
何年か前に高田の馬場だかで、話題となった蜜蜂の大群も分蜂だったのですかね?
ちなみに、この蜜蜂達を巣箱に連れ帰ることはできるのでしょうか?
それとも野に放たれたままとなってしまうのでしょうか?
分蜂群はおとなしいので、まず巣箱に取り込めます。写真は、養蜂を始めて最初の経験でしたが、巣箱に取り込めました。以降、何回か取り込めましたが、飛散も何回かありました。西洋蜜蜂は、自然界ではまず生き延びれません。それでも習性で分峰します。
今日のニュースになりますが、都内で分蜂が話題となっています。
都内にも養蜂家が結構いるのですね。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190418-00000059-jnn-soci
好天続きで、蜂の増勢が思ったよりも進み、養蜂家が分蜂防止が追いついていないのかも知れません。