蜜蜂ー働き蜂の作業(その5)
前号に続き、「働き蜂の作業」について、坂上昭一著「ミツバチの世界」から、
働き蜂の作業のプロセスは、必ずしも判を押した様な画一性に支配されている訳ではないとのこと。
その一例として、「門番役」を取り上げてみる。
著者達が四つのコロニーで得た観察結果は、「門番」に従事した個体は全体の8.7%から36.3%に過ぎない。この「門番」作業をスキップして、いきなり「外役」を始める個体の方が多い。
「門番役」を務めた個体では、1〜2日だけ従事した働き蜂が一番多かったが、中には8〜9日も巣箱の入口に頑張っている蜂達もいた。
この様な個体差は、コロニーが様々な状況に遭遇した時、安全弁として役に立つに違いない。だが、コロニーはそれ以上の調節能力を持っているとのこと。 次号に続く。
10月19日、軽井沢ハレニレテラス内の小川

働き蜂は、日齢毎に17タスクと言われている作業を淡々とこなしているイメージだが、前述のとおり作業によっては個体差が見られる様で、それがコロニーの安全弁となっていると。
個体差を生み出す源とは、どの様にコントロールされているのか興味深い。
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