蜜蜂ー働き蜂の作業(その4)
10月28日に続き、坂上昭一著「ミツバチの世界」から久しぶりに働き蜂の作業について、
働き蜂のライフ・ヒストリーについて、前号で述べた「若蜂期」、「育子期」、「内役期」、「外役期」と辿るプロセスは、体内過程の一連の変化と対応している。
第1期、若蜂はかなりの花粉を摂って、幼虫期に摂った栄養の足しにする。
第2期、ローヤルゼリーを分泌する下咽頭線が発達する。
第3期、ロウ線が発達し、かつ翅筋が強化される。
コロニーは常に各日齢の個体を多く含んでいるから、各種作業の担当者に不足しない。もとより日齢による分業は厳密に決まっている訳ではない。
また、各種作業の頻度分布はかなりの日齢幅にわたっているので、働き蜂の過度の分業がもたらす恐るべき弊害を免れている。
それに個々の働き蜂の履歴書は、必ずしも判を押した様な画一性に支配されている訳ではない。
写真は、10月に訪れた軽井沢の「ハルニレテラス」内

文献の紹介は専門的で難しいが、平たく解釈すると、
働き蜂は、産まれて死ぬまで日齢に応じた作業を淡々とこなしているが、各種作業の時間は個体間によって有意差が生じており、必ずしも画一性ではないということか。
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