蜜蜂ー令和7年「養蜂産業振興会講演会」

今年も恒例の「養蜂産業振興会」講演会に参加したので紹介したい。

今年の講演会は、鹿児島、名古屋、東京と3カ所で開催が計画されており、東京は3月13日に文京区湯島の「全国家電会館」で実施された。

司会者によると、参加者は76名とのこと、参加者は大養蜂家、趣味の養蜂家などが中心で農研機構の研究者や養蜂関連販売会社など多彩であった。

演題は、次のとおり。

(1)    「ミツバチのすごい脳力とそれが発達した理由」講演者:佐々木正己氏 養蜂産業振興会代表理事 玉川大学名誉教授

(2)    「パネルディスカッション」

◉話題提供:「ダニ駆除;今までの技術開発の取りまとめと総合的ダニ管理」干場英弘氏 養蜂産業振興会理事 元玉川大学教授

◉パネルディスカッション:「最近の養蜂業界にとっての抗ダニ対策などの重大な課題について」MC;羽佐田康幸氏 (株)びーはいぶ代表取締役

パネリストの佐々木氏と干場氏、会場のアドバイザー等の有志の方及び参加者による「ダニ問題を含む最新の課題についての質疑応答」                次号に続く。

次号から講演について具体的に紹介したい。

満開の河津桜

講演会には昨年に続き参加したが、今年も多くの参加者が熱心に聴講され、質疑では活発な意見が出ていた。

大きな養蜂家も趣味の養蜂家も、やはりダニ対策についての質疑が多く感心の高さが見られ、その中でも、女王蜂の隔離によるデメリットの話題が多かった。

養蜂家にとっては、ダニ対策が一番の課題で、その一環としての女王蜂の隔離、そのデメリットもある様だが、隔離が女王蜂に与えるストレス等の因果関係はまだよく分かっていないとのことであった。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    参考になる話題がありましたか?
    鹿児島の講演会にお兄さんは出席していましたか?

    • nao_tenjp より:

      毎年の講演会なので、講演内容も工夫されています。
      今回は、参加者の養蜂家の意見が参考になりました。

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