蜜蜂ー今後の養蜂作業(その2)
巣箱の上側の継箱の中には9枚の巣枠が入っており、ほぼ全枠に蜂蜜が詰まっている。
この巣枠を1枚ずつ引き上げて取り憑いている働き蜂を振るい落とし、更に1匹残らず刷毛で払い落として空の巣箱に入れる。
振るい落とされたり、払い落とされた働き蜂は女王蜂の居る下側の巣箱に短時間に入る。
働き蜂を取り除いた9枚の巣枠は、蛾の幼虫である「スムシ(ハチノスツヅリガ)」の対策が必要で、セルタンB401という生物農薬を薄めて巣枠に噴霧する。
パンフレットによると、これは微生物の濃縮液で、人にも蜜蜂にも無害で、また蜂蜜や蜜蝋にも残留しないとある。
そして、スムシの体内にこの溶液が入ると、微生物が活動してスムシを死に至らしめる。効果は完璧とのこと。
この溶液を使用して今年で3回目となるが、昨年、一昨年とスムシによる被害は出ておらず、効果はある様だ。 次号に続く。
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