蜜蜂ー予備女王蜂の群を女王蜂不在の群れに導入
通常、弱小群を強群に導入することは多々あるが、これは弱小群のままではコロニーの維持が難しいと思われる時に行う「統合」である。
この場合、強群に女王蜂が居ることを前提にすると、導入する弱小群の女王蜂は排除しておく必要がある。一つの群に2匹の女王蜂は相入れられず、殺し合いが起きる。
今回行ったのは、「分蜂」で女王蜂が不在となった群に、「予備女王蜂」の群を導入したものである。女王蜂不在の群はおそらく30000匹ほどの働き蜂からなる強群であり、一方予備女王蜂の群は僅かな働き蜂しか居ない弱々小群である。
2群の「統合」を行う場合には、お互いの働き蜂が馴染む様に、アルコールなどで噴霧して自分達の女王蜂のフェロモンを消してやる。また、上下2段の巣箱であれば、下側に元々の群を、上側には導入する群とする。
そして、上下の間には所々小さな穴を開けた新聞紙を一枚挟んで、できるだけ上下の働き蜂の接触を緩やかにしてやる。
今回もこれらの「統合」と同じやり方をしたが、果たして働き蜂同士が上手く馴染んでくれて「予備女王蜂」を慕ってくれるだろうか?乞うご期待といったところ。
写真の手前側の巣箱の下側には分蜂で女王蜂不在の群が居て、上側に予備女王蜂の群を入れたところ。
今までに、このような統合をしたことがあったように思いますが、・・・