蜜蜂ーミツバチヘギイタダニの総合防除
蜜蜂に取って天敵は、「スズメ蜂」と「ミツバチヘギイタダニ」であるが、この蜜蜂特有のダニが最も厄介である。
玉川大学元教授の干場氏が提唱されている「ミツバチヘギイタダニの総合防除」を当方も昨年から実践している。
提唱されている「総合防除」は、次の3つから成り立っている。
① 時差式ダニトラップ(4月頃から10月頃の間、継続して実施)
② 女王蜂の隔離で一時的に産卵を停止(夏季と冬季の2回)
③ 前②の間にダニ駆除剤の投与(夏季と冬季の2回)
この3点セットを行うことで、ダニの繁殖を極減でき、蜜蜂のコロニー存続が可能となる。昨年はこの「総合防除」を初めて実践したが、ダニが極減できたものと思っている。
当方は、前①は4月から実施しており、②は8月に実施、③も8月に実施している。
写真の左側のやや白いものが③のアピバールと言う「ダニ駆除剤」であり、長さ20cmほどの短尺状で巣枠の間に2枚入れている。
「ダニ駆除剤」は、販売されているのを購入したのでしょうか?
数種類販売されていますが、専門性も
あって高価です。
ダニは死んでも蜜蜂には影響ない程度の
微量の薬剤となっています。