蜜蜂ーミツバチヘギイタダニについて(その21)
前号に続き「ミツバチヘギイタダニ」について紹介したい。
『時差式ダニトラップの実践報告』
安田学園中学校高等学校での取り組みについて「小島直樹教諭著」
安田学園中学校高等学校は、東京都墨田区にある私立の中高一貫校である。
2014年から都市養蜂に取組み、生徒達と蜜蜂の行動や生態を研究している。養蜂活動の中で何よりも苦しんできたのは「ダニ対策」で、過去に2群、ダニの増殖を抑えきれずダメにしてしまった苦い経験がある。
そんな中、養蜂産業振興会会報で紹介された「蜂児を用いたトラップ式ダニ駆除法」には多くの刺激を受けた。
早速、今春から「時差式ダニトラップによる駆除法」を実践し、「ダニ」の防除がかなり容易になったと感じているとのこと。
次号から具体的な作業について紹介したい。
都市部で養蜂を行なっているのは、テレビでたまに見かけるが、学校で教育の一環として養蜂を行なっているのは、趣味の養蜂家としても喜ばしいことである。
趣味で養蜂を行なっている人は、やはりダニ対策が上手くできずに短期間で止める人が多い。趣味の養蜂だと小群のため、1群でもダニが発生すると他の群にも瞬く間に広がって全滅してしまうことがある様だ。
この学校、進学校です。養蜂を教育の一環として行っていることは、いい試みだと思います。
そのとおりですね。
9年目、養蜂技術はまだ難しさがあると思います。
生態は本とかで学べますが。